再構築のための誓約書

夫が浮気してしまい、再構築(復縁)する場合、「もう浮気しない」と約束するだけでは不安です。夫婦間でしっかりと、浮気された側の悲しみ、辛さを伝えて、不安を少しでも減らし、これからどんな夫婦を目指すのか、具体的に約束することが重要です。

インターネット上のサンプルはこんな感じ

・もう浮気しません、浮気相手と連絡しません

・また浮気したら慰謝料◯万円を払って離婚します

・財産分与はすべて放棄します、親権も譲ります

このように、次にまた浮気した場合のことばかりが書かれています。もちろん、それらも重要です。しかし、本当に重要なことは、これから再構築するにあたり、円満な夫婦に戻るために、日々の暮らしの中で、なにをするべきか、なにをしてはダメかを、約束することです。

浮気された側は不安でいっぱい

浮気された側は、再構築を決意しても、不安でいっぱいです。浮気した夫が残業や休日出勤、出張のたびに、また浮気しているのかな…と疑ってしまいます。そして、疑ってしまう自分を自己嫌悪してしまいます。

浮気した夫が、誰かとメールやLINEしているたびに、スマホを持っているたびに、誰と連絡しているのかな…と不安になります。問い詰めて、お互いに嫌な気持ちになることもあります。

浮気された側は、すぐに忘れることなど出来ません。数ヶ月、ときには数年、ずっと辛い気持ちで過ごしている人もいます。この疑う気持ち、自己嫌悪、それによるケンカ、これらが増えるほど、再構築が難しくなり、離婚が近づきます。

当事務所がサポートする誓約書は、「不安を解消するための約束」が含まれています。

お二人が理想とする夫婦はなにか

浮気されたことばかり考えていても、再構築はできません

浮気とは関係なく、お互いに不満に思っていることがあれば、それを改善していくことが、再構築のポイントです。

例えば、夫婦ケンカの仕方やルールなどがあります。夫が大声を出す、話し合いから逃げることが多い、などの不満をよく聞きます。

他にも、子供との接し方、進路などが母親任せになっている、育児で大変なときにどんな気遣いを望んでいるかなど、浮気とは関係なく、望む形を夫婦ふたりで考えることが大切です。

ご主人が感謝を伝え、奥様が愛されていると感じることができることが、再構築の道のりです。再構築とは決して、浮気された奥様が我慢するだけの時間ではありません。

もちろん、奥様が言わなくても、ご主人が自発的に考え、行動してくれることが理想です。しかし、それはかなり難しいリクエストです。

これが当事務所の考える「離婚しないための誓約書」です。もう一度、信じるための誓約書です。

具体的な項目

当事務所では、さまざまな項目をご提案しています。

不安を解消するための約束

・仕事と言って浮気していた不安をどう減らすことができるか

・携帯電話のルールはどうあるべきか

・奥様への愛情表現は、なにが理想なのか

より理想の夫婦になるための約束

・夫婦での話し合いはどこがストレスだっか

・二人の理想とする夫婦とはどんな形なのか

・お金の管理、目標、お互いの考えはどこにあるのか

・出産のこと、父親の子供への関わり方、進路のこと

また浮気されたときの約束

・慰謝料、財産分与、手続きのこと

その他、ユニークな項目

・結婚10周年にスイートテンダイヤモンドリングをプレゼントすること

・しばらく、お小遣いは毎日、500円とし、カード類は没収。小遣い帳をつけること

ということを書いた人もいました。

これらは、ほんの一例です。実際には、もっと長く、詳しく書いてあります。当事務所では、30以上の項目をご提案しています。もちろん、ご自身で追加したいことも、どんどん追加できます。

スマホなんか、見たくない

もし、「いつでも携帯電話を見ていい」と約束して、実際に見るでしょうか?

ほとんどの方は、見ないそうです。そんなに暇じゃないですし、知りたくない事実を知ってしまうのは怖いし、疑っている自分が嫌になるからです。

では、そんな約束をする意味はないでしょうか?

それは違います。「いつでも携帯を見てもいいんだ」という約束が、安心が、とても重要なのです。「見てもいいけど見ない」ことと、「見られない」ことは、ぜんぜん違います

そして、携帯を見られる、と思わせることが、浮気の抑止力にもつながります。

再構築は、不安な気持ちと、信じたいという気持ちの繰り返しです。そのときに、この誓約書が、心の拠り所になるはずです。当事務所でサポートする誓約書は、「浮気した人を拘束するため」ではなく、「浮気された人が少しでも安心して過ごすため」のものです。

当事務所では、たくさんの浮気された人の悩み、不安を聞いてきました。その不安を解消するための約束をまとめたものが、この誓約書です。

また浮気したら離婚する?

「次、浮気したら離婚する」という項目はインターネット上のサンプルによく書かれています。もちろん、また浮気させない抑止力になる可能性があります。

しかし、奥様が離婚を考えていないのであれば、あまりオススメできないケースもあります。離婚は、脅しや牽制で言うべきことではありません。ご自身がなにを本当に望んでいるのか、注意して作成する必要があります。

いつか離婚する際の証拠に

いくら再構築すると決めても、本当に再構築できるのか、不安があると思います。実際に、「再構築しようとしたけど、ダメだった」という方もいます。

もちろん、誓約書はその不貞行為の証拠のひとつとなります。そのためには、単に「浮気した」ではあまり意味がありません。期間や肉体関係の回数など、さまざまなことが重要になってきます。

書いてはダメなことも多い

『また浮気した場合は、離婚して子供の親権は渡します』という契約は有効でしょうか??(他のサイトの誓約書などではたまに見かけるのですが…)

実はこれ、無効になる可能性があります。

そもそも親権は、離婚するときに、母親と父親のどちらが育てるのが子供にとって最適か、という視点で考えるべきなので、あらかじめ夫婦で約束すべきことではありません。もし、無効なことを書いた場合、その条項だけでなく、誓約書そのものが無効になる可能性もあります。

他にも、『慰謝料を1億円支払う』なども、現実的ではないため、場合によっては書類全体が無効になってしまうかもしれません。これらのリスクもありますので、作成の際は専門家へご相談ください。

浮気以外も作成できます

浮気以外にも、浮気未満の行動(女性と連絡した)や、風俗に行った、許せない発言をした、結婚前の約束を破った、無断で借金したなど、浮気以外のケースでも作成できます。どんな理由でも、再構築を頑張ろうという方は、お気軽にご相談ください。

夫婦でサインする書類も作成できます

誓約書は、浮気した側が、された側に一方的に差し出すものです。しかし、お互いに約束したい、というケースもあります。こうした場合は、お互いに浮気しない、というような双方向の書類にすることも可能です。

費用

当事務所では、すべて込みで3万円(税別)で誓約書を作成しております。相談料などを別途請求することはありません。相談は無料ですので、お気軽にご相談くださいね。

面談は不要で、全国どこかでもご依頼いただけます。

注意点

・浮気した本人が、まったく反省していない場合は、作成しても、無駄になってしまいます。そうした場合、作成をお断りする場合もあります。

・「夫婦間でした契約は、婚姻中、いつでも、夫婦の一方からこれを取り消すことができる。」という法律があります。(民法第754条)

このため、また浮気したら慰謝料を払う、などと書いても、100%、その通りになる保証はありません。どういう場合は有効か、などご依頼される際に詳しくご説明しています。