5,一般的な謝罪文の例

よく見るシンプルな謝罪文のサンプル、例文はこんな感じだと思います。

謝罪文のサンプル

+++ テキスト +++

この度、奥様に対して大変なご迷惑(とご心労)をお掛けしたことを深く反省し、お詫び申し上げます。誠に(大変)申し訳ございませんでした。私の軽率な行為により、○様ご夫妻が、夫婦関係が危機にあることを知り、私のしてしまったことの愚かさと責任の重さに悔いています。ご連絡いただいた通り、○氏と交際していた事実を認めます。今後一切、○氏と連絡しません。(○様にご迷惑をお掛けしてしまった事を誠心誠意、謝罪すると共に、○様の受けた精神的負担等に対して、慰謝料○円をお支払いします。)何卒、今回限り、お許しください。(心より深くお詫び申し上げます)この度は本当に申し訳ございませんでした。

なにも伝わらない

皆さん、インターネットで調べて、たくさんのサイトの例文を参考にして、だいたいこんな感じの内容になります。あとはちょっと事実について詳しく書いてあるくらいです。

これを読んで、反省の気持ちは伝わってきますか?

正直、形式的に謝罪を述べているだけで、まったく反省の気持ちは伝わりません。これを受け取った人は、ほとんど同じことを言います。「インターネットに同じのがあった」「バカにしてる」です。

浮気された側も「不倫 謝罪文」と検索しています。ネットの丸写しなんだな、としか感じません。謝罪どころか、侮辱だと感じるひともいます。

ダメなポイント

この謝罪文のダメなポイントを簡単に指摘します。

なにに対して謝罪しているの?

不倫を認めていない。なにをどう迷惑を与えたと考えているのか。

具体的なことがなにも書いていない

具体的にどういう関係だったのか。あなたがなにをしたのか。交際というワードはダメ。

連絡しません、は当たり前

連絡しません、会いません、は当たり前。それで許されると思うのか。それを誰が信じられるのか。許してください、も禁句。

責任をどう取るかまったく書いていない

慰謝料についてなにも書いていないことが多いが、なぜか。謝って終わりなのか。それは謝罪と言えるのか。慰謝料以外でも、具体的にどう責任を取る考えなのか。

とにかく短い

ネットのサンプルをコピペしたと、すぐに分かるし、まったく誠意がない。浮気された側からよく言われる。

反省の気持ちがまったく感じられない

コピペかどうかを無視しても、この謝罪文を読んで、あぁ反省しているんだな、と思いますか?? 絶対に思えません。

謝罪文を勘違いしている?

謝罪文の目的は、『ごめんなさい』を伝えることではありません。正直、不倫した人から謝罪されても、ほとんど意味はありません。別に謝罪されても許せるものではないためです。

どれだけ深く反省していて、これから夫や妻とどうする考えがあって、これからどう責任を取るか、を伝える必要があるのです。反省文という言葉でイメージした方がいいかもしれません。

どうしてダメな例文が多いか?

それは、不倫が100件あれば、100件それぞれまったく違う内容だからです。サンプルや例文では、それらがまったく考慮されていないため、短く、気持ちのまったく伝わらない内容になってしまいます。

例えば

・相手のご夫婦が離婚するのか、子どもがいるのか

・職場が同じであれば、これからの行動がまったく異なる

・自分が既婚者なのか、どういう立場なのか

・はじめての不倫発覚なのか、どのくらいの回数や期間なのか

・肉体関係以外で相手が怒っていることはなにか

など、少し考えるだけで、ぜんぜん違う内容の謝罪文になることがご理解いただけると思います。サンプルの謝罪文だと、離婚してもしなくても、1回だけの不倫も20年間の不倫も同じ内容になってしまいます。そんなバカな話はありませんよね。

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