夫が社長、経営者、医師などの浮気の大変さ

会社経営者、医師や歯科医師などのご主人が浮気をした、という相談は珍しくありません。ただ、普通の職業に比べて、こうした職業のご主人の不倫は面倒です。その内容と対策をご紹介します。

 

よくある相談

不倫相手に多額のお金を使っている可能性がある

最も多く言われる問題は、不倫相手に多額のお金を使っていることです。海外旅行に一緒に行ったり、女性の家賃を負担していたり、車を買ってあげたり、さまざまなケースがあります。女性がキャバ嬢であれば、お店に通って何百万円も使った、というケースもあります。難しい点は、このお金が個人のお金なのか、会社のお金なのか分かりにくいことです。そして、基本的にはこのお金やプレゼントは取り返すことができません。

 

不倫相手にゆすられる可能性がある

当たり前かもしれませんが、お金持ちと不倫する女性は、お金に鼻がききます。不倫相手がたまたまお金持ちだったわけではなく、お金持ちだから不倫したのです。こうした女性は、別れるときに揉めます。別れるなら手切れ金をよこせ、別れるなら奥さんにバラすぞ口止め料を払え、ということもあります。個人的に謎なのが、男性がまた別の女性と浮気したときに、裏切られた!と怒るひとです。自分も浮気相手の立場なのに…。ただ、よくある話です。

会社にバラすぞ、あなたの子供を妊娠した(嘘)ということも増えます。また、略奪の可能性も増えます。どうせ結婚するならお金持ちの妻が良いのでしょう。(ちなみにお金持ちの奥様から聞くと、お金持ちの妻でいることは大変なことも多いです)

 

世間体を気にするので慰謝料請求できない

面倒なのがこの問題です。いくら探偵に依頼して証拠を得たり、ご主人が不倫を自白しても、「裁判なんかしたら俺の立場が悪くなるから絶対にするな」とご主人から脅されて、諦めるケースが多々あります。特に会社経営者や医師は顕著です。

次に言われることは「そんなことするなら離婚だ」です。後述しますが、離婚もまた、大変なのです。

 

慰謝料を肩代わりする可能性がある

経験上、あまりないことですが、奥様が心配することです。ご主人のお金を奥様が管理していないので、不倫相手に慰謝料を請求しても、結局、ご主人が肩代わりして支払うのではないか、ということです。実際にこうしたケースが多いのかは分かりませんが、それはそれで、何度でも繰り返せばいいのかな、と思います。少なくとも、奥様にデメリットはないと思います。ご主人の隠し財産が無限にあるわけではないので…。

 

再構築と離婚

お金と時間の管理ができない

ここからは再構築と離婚の内容です。

こうした職業のご主人との再構築で難しい点は、ご主人の時間とお金をコントロールすることが難しく、浮気しやすい環境が続くことです。例えば、普通のサラリーマンであれば、ある程度は出勤時間が決まっていますし、行動が限定されます。しかし、経営者などは、自分ですべて決められるので、東京に出張だ、といえば信じるしかありません。また、同僚に確認することも困難です。

お金も同じで、お小遣い制などではなく、自由にできる金額が大きいので、結局は浮気しやすい環境になってしまいます。

 

離婚すると生活レベルが落ちる

例えば年収300万円のご主人であれば、離婚しても、自分で働いて、手当や養育費を受け取ればさほど生活レベルは落ちないかもしれません。しかし、奥様が年収1千万、2千万を稼ぐのは困難です。また、年収以外にも社宅扱いで高級な賃貸に住んでいたり、高級な車を保有していたり、そうした部分の差も大きいそうです。

なにより、子供の進学の可能性を狭くしてしまうことを、一番心配されます。結果、どんなに辛くても離婚できない、とストレスに感じてしまう奥様が珍しくありません。

 

親からも離婚を反対される

浮気が原因でなくても、こんな稼いでくれる旦那さんと離婚するなんてもったいない!と親や友人に言われてしまうことも多いそうです。そういう男性は浮気するものだし、ほっとけばいいじゃない、ATMだと思えばいいじゃない、とアドバイスされるそうです。

確かに、その考えも理解できます。ただ、浮気されて辛い気持ちの女性が、そう言われて納得できるとは限りません。そんなことは自身でも十分に理解しています。それでも辛い気持ちが消えるわけではないのです。

もっというと、友人に相談すると、贅沢な悩みだ、浮気されてもいいからうちの旦那と交換して欲しい、という方もいました。だから誰にも相談できない、と。

 

養育費や財産分与の計算が困難

もし離婚する場合でも、お金の計算が大変です。例えば中小の会社経営者であれば、自身の役員報酬は自分で決めることが可能です。このため、養育費の算定が困難です。また、財産も個人の財産なのか、法人の財産なのか微妙なこともあります。全般的に大変です。

 

アドバイス

落とし所を探そう

なにもしない、泣き寝入りする、というのはオススメしません。結局、奥様が我慢し続けても、どこかで限界がきます。お金のためにその男性と生涯をともにすることは困難です。

実際に、ご主人の年収が数千万円でも離婚する女性はいるのです。

子供が就職したから、親を看取ったから、というタイミングで離婚される方がいます。子供が小さくても、この子の成長のために、この父親と暮らすのはよくないという理由で離婚された方もいます。結局、お金は一番ではないのです。

もちろん、お金なんか気にせず離婚しろ、という言うつもりはまったくありません。お金は大事です。ただ、最初から諦めたり我慢するのではなく、落とし所を探して、できるだけのことをやることが大切です。

例えば、訴えて慰謝料請求しなくても、ご自身で不倫相手の女性と会って、二度と主人の会わないように約束させた、という人もいます。ご主人や不倫相手に誓約書を書かせたり、揉めない金額の慰謝料を請求したり、さまざまな方法があります。

 

慎重に進めて欲しい

このように、ご主人が経営者や医師などの場合は、余計に慰謝料請求や離婚の心配が増えます。高額な費用で証拠を集めたり、慰謝料を請求しても、残念な結果になる可能性もあります。

まずはご自身がどうしたいのか、適切な専門家にご相談されることをオススメします。とにかく高額な慰謝料を!という専門家には注意が必要です…。余計なお世話かもしれませんが。

 

夫に浮気されたときに知っておくべきこと】に戻る