最近、男性からの相談が増えています。奥様が浮気した、という相談です。特徴として、男性は家事や育児に積極的だったり、真面目な性格で、ご自身はまったく浮気したことがない、という点があります。
妻に浮気される男性はイクメン
妻が浮気をしていて…と相談に来られる男性の話を聞いていると、真面目に働き、家事や育児に積極的で、とても良い夫、父親の方が多いと感じます。つまり、夫が浮気したらから私も浮気した、ということではなく、ご主人に非がないにも関わらず浮気した、というケースです。もちろん、男性から聞いただけで、夫婦にしか分からない事情や理由があるのかもしれません。それでも、仕事から帰ってきて食器を洗って、休日は父親だけで子供と外出して、などと聞くと、やはりイクメンだと思います。
浮気のきっかけは下らない
どうして奥様が浮気したのか、と聞いて、最も多い答えは「特にない」です。
ご主人や姑から冷たくされている中で、素敵な男性といけないと分かっていながら…というドラマのような展開はほぼありません。現実はスマホゲームで知り合った、出会い系アプリ、パート先の店員、元カレから連絡があって、子供の学校や習い事の関係者など、しょーもないキッカケがほとんどです。
どうしてイクメンは浮気されるのか?
イクメンは素晴らしいことですが、難しい面もあります。それは、子供がパパの方が好き、となりやすい面です。こうしたケースでは、ご主人が真面目で子供が好きな反面、奥様は家事や育児が好きではない、というペアが多いように感じます。ダラ嫁です。子供は父親と遊ぶことが好きで、母親より父親に懐いています。その結果、収入も父親、家事や育児も父親、子供も父親が好き、となってしまい、母親の居場所がない、必要とされていない、と感じ、浮気してしまうケースもあります。もちろん、お子様の年齢によって違いますが。
妻が逆ギレすることが多い
イクメン男性の奥様の不倫が発覚したとき、相対的に、逆ギレするケースが多いように感じます。例えばご主人は仕事、奥様は家事と育児、という家庭に比べてです。
浮気が発覚しても謝らない、離婚したいと言い出す、でも親権は主張し、慰謝料も払わないという感じです。もちろん、そうでない方もいます。個人的な意見ですが、家族や家庭を大切に感じないようです。
離婚すれば子供と会えない
残念ながら、奥様の浮気が原因で離婚する場合でも、子供が小さい場合の親権は母親になりやすいようです。それはイクメン男性にとって、絶対に許せることではありません。離婚してもいいけれど親権は渡したくない、子供と一緒に暮らせないなら離婚しない、という考えが多くなります。
では、我慢すれば良いのか。最悪なケースでは、奥様が子供を連れて家出します。そして、ご主人はなにも悪くないのに、子供と会えなくなってしまいます…。
妻に文句を言っても解決しない
こうしたケースでは、最初が肝心です。まず、家庭を大切に思わない浮気した奥様に対して、叱ったり、離婚や慰謝料をほのめかしたり、子供が可哀想だと思わないのかと言っても、意味はありません。逆ギレして、奥様から離婚と言い出します。もちろん、なにも責めない、というのは無理ですが…。
大切なことは、ご主人がなにを望んでいるか、そのためになにをすべきか、ということです。
ご主人が選べるように
離婚したい場合でも、離婚したくない場合でも、被害者であるご主人が選べる状態にすることが大切です。そのためには、慎重に行動されることおすすめします。
例えば、奥様を責めるのではなく、浮気相手の男性に慰謝料請求する、などです。ダブル不倫のケースも同様です。
最後に…
奥様のことを、絶対に許せないと思います。子供がいなかったら絶対に離婚している、とよく言われます。ただ、どうか自暴自棄にならないでください。
子供の視点から考えると、父親が稼いでくれるおかげで暮らすことができていて、家事や育児をしてくれて、本当に大切な存在です。あなたがいなければ、子供は普通に暮らすことができないかもしれません。ご主人が我慢してくれるおかげで、お子様が幸せに暮らせています。誰も褒めてはくれませんが、自信を持ってくださいね。